寺脇研さん

(元文科省審議官・京都造形芸術大学教授)

 1987年10月、これからの日本が生涯学習社会を目指すという重大な閣議決定が行われた。これは、この社会に住むすべての人々に、生涯にわたり学ぶ権利を保障しようということ。時の内閣が決定したことだ。それをきちんと実行していくのが文科省のやるべきことだ。生涯学習というのは、「いつでも」「だれでも」「どこでも」学べるということ。そしてどこで学ぶのかではなく、何を学ぶかが重要で、学んでいること自体に意味がある。
 自分が保障されていても同じ社会のなかに保障されていない人がいれば、それが自分にとって不愉快なことであり、自分が学べていても学べていない人がいるのは、自分が学ぶ満足感にもつながらないことだ。社会全体でこのことを考えなくてはならない。

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