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佐野通夫さん

(東京純心大学客員教授)

 高校無償化に続き、幼保無償化から朝鮮学校が排除されたことに心の底から怒りを感じている。大学の幼児教育学科で幼稚園教諭、保育士養成を行っているが、幼児教育は子どもの民族性を保つうえで重要なものだし、朝鮮の子どもたちが朝鮮幼稚園で朝鮮語に触れることはとても大切だ。
 今回の幼保無償化は非常にずさんな制度。その制度中で日本政府が忘れずに行ったのが朝鮮幼稚園の除外だ。政府は各種学校が多種多様な教育を行っているということを排除の理由にあげるが、幼児教育は一人ひとりの子どもの発達や生活に即したふさわしいものでなければならないし、そのためには多種多様な教育が必要だ。外国人学校排除を許さず、真の教育の無償化を実現しよう。

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